UX/UIプロジェクトのための デザイン提案書 の作り方

How UX UI designers should write a design proposal

あなたはデザイン提案書に苦戦していませんか?いざ書こうとすると、何を言えばいいのだろう…?アイデアはあってもどう伝えたらいいのか、手が止まってしまう。難しいですね。

デザイン提案書は、おそらく、UX/UIデザイナーが書く文章の中で最も重要なものです。この文書には、クライアントのデザイン概要に対するあなたの具体的なアプローチ、つまりあなたが何をどのようにしようとしているのかが記されています。成功すれば、あなたの提案はクライアントとの契約の一部となります。すべては最初の一文字から始まるのです。

このブログでは、次のデザインの仕事を獲得するための素晴らしい企画書の作り方を紹介します。また、UXPinのブログでは、あなたのようなデザイナーのために更なるインサイトを提供していますので、ぜひご覧ください。

プロからのヒント: デザイン提案書と一緒にユーザーリサーチプランを送ってクライアントを驚かせましょう。このドキュメントでは、具体的な目標とスケジュールに沿って、デザイン概要にどのように取り組むかをさらに詳しく説明します。ここでは、ユーザーリサーチプランの作成方法をご紹介します。

デザイン提案書とは?

デザイン提案書とは、クライアント(場合によってはステークホルダー)に送る文書で、特定のデザインプロジェクトに対するあなたのアイデアを示したものです。 履歴書やカバーレターではありません。通常、クライアントは複数のデザイナーに一斉に提案書を提出してもらい、それらを比較して最適な人物(またはチーム)を決定します。

クライアントによっては、デザイナーから何百もの提案書を受け取ることもあります。

what is design proposal

デザイン提案書に記載する内容

企画書に記載する内容に決まりはありませんが、ここではデザイン企画書でよく見られる内容をご紹介します:

  • プロジェクトへのアプローチ:どうやってプロトタイプを作るのか?どのようにデザインするのか?どのようにしてクライアントのニーズを満たすのか(概要は以下の通り)
  • 簡単な経歴:あなたのデザイン履歴、資格、スキルなど最も重要なことを列挙する。自分をアピールする。
  • 連絡先:電話番号、メールアドレス、ウェブサイトへのリンクを忘れずに。
  • タイムライン:プロジェクトの完成までにどれくらいの時間がかかりますか?一人でやっていますか?それともチームで?
  • ソフトウェア/アプリ:どのようなツールを使用しますか?
  • 成果物:どのようにしてプロジェクトを完成させるのですか?
  • あなたが担当したクライアントからの声

プロからのヒント: デザイン予算を提案書に記載しましょう。金額はあなた次第です。デザイナーの中には、財務的な話を後からする人もいます。

デザイン提案書は、長くする必要はありません。A4用紙1~2ページ程度で十分です。クライアントの心をつかみ、あなたがこのプロジェクトにふさわしい人物であると誰もが納得するためには、適切な情報が必要です。そのためには、「何を」「どのように」するのかを、ユーザーリサーチの計画書にまとめておくとよいでしょう。これらのドキュメントはテンプレートが用意されていますので、一から作る必要はありません。多くの世界的なUXデザイナーがプロトタイピング・デザインプラットフォームを利用しているのは、このような理由からです。

デザイン提案書のメリット

  • クライアントのニーズに応える
  • 自分のスキルや経験をアピールできる
  • デザインに関する問題を解決する
  • プロジェクトに対するあなたの情熱を伝える
  • 1枚の書類で夢のデザインの仕事ができるかもしれない
  • 支払いや締め切りなど、気まずい話題もきちんと提案できる
  • 提案書を作成する際には、あなたのデザインスキルを活かしましょう(以下参照)

UX/UIプロジェクトのためのデザイン提案書の作り方

UX/UIプロジェクトのデザイン提案書を作成する際に考慮すべき最も重要な点は以下の通りです。

クライアントに合わせたトーンとスタイル

デザイナーとして、あなたはさまざまなオーディエンスとの関わり方を知っているので、この同じパラダイムを通して提案書を考えてください。企業をリサーチし、その企業の価値観や文化に基づいて適切な言葉やスタイルを選びましょう。例えば、老舗の金融会社にはフォーマルな言葉を使い、ブルックリンの新興企業にはカジュアルなアプローチをします。そうすれば、どんなに難しいクライアントにも好印象を与えることができます。でも、どうやって提案すればいいのかわからないですか?デザインチームの他のメンバーと相談して、最も適切な解決策を見つけてください。

adapt your design proposal's tone to the client

常にデザインを考える

企画書を作るときにデザインを意識するデザイナーは少なく、形式的なものだと考えています。しかし、企画書はあなたのデザインセンスを発揮するための革新的な手段であると考え、新鮮な気持ちで取り組んでください。フォント、イメージ、ロゴ、配色、形状、コントラストなど、デザインやグラフィックの要素を考えて提案書を作成してください。あなたのデザイナーとしての価値を際立たせる要素を盛り込みましょう。

自分の価値を証明する

design proposal prove your worth

企画書に謙虚さを求める必要はありません。クライアントが求めているのは、要点を突くことです。あなたがそのプロジェクトに最適なデザイナーである理由を発信(アピール)しましょう。

応募に適切なスキルがあれば、それをリストアップします。前回のプロジェクトで賞を受賞したのなら、それについて記載しましょう。競争の激しいUXデザイン市場で、自分の価値を証明しましょう。居心地の悪さを感じるかもしれませんが、あなたのキャリアにとって最大かつ最高の仕事を獲得できるかもしれません。

まとめ

提案書はあなたのキャリアを変えるかもしれないので、時間をかけて作成しましょう。クライアントは、あなたの経験、動機、アイデアを1つの文書で確認したいと思っています。競争が非常に激しい中、注目を集める文書を書く必要があります。提案書に加えて、デザインプロジェクトの具体的な内容を詳細に説明したユーザー調査計画書を添付すれば、さらにクライアントを感動させることができます。UXPinには、そのプロセスをスピードアップするユーザーリサーチプランのテンプレートがあります。

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